
伝統的な製法で作る
純粋なコットン
テイメンは昔ながらの製法にこだわりながら、純粋なコットンを作り出しています。
大切なのは、昔の人が行ってきたことを守り、手間暇を惜しまずに丁寧に作り上げることです。
製造現場では、経験豊富な職人の技術と判断により、各工程で綿の感触を確認し、品質を安定させています。
私たちのコットン(脱脂綿)は、しっとりふんわりやわらかく、優れた吸収性を持っています。
その特徴は、昔ながらの機械と人の手と目によって支えられており、綿本来の温もりと懐かしさを感じることができます。
また、オーガニック栽培された綿花を取り入れ、使用する薬品をなるべく安全なものに、将来的には使わなくてよい方法を考えています。

しっとりふっくらした仕上がり
後晒(あとざら)し方式
精練漂白の過程において、一般的に製造効率が良い「先晒し」という、綿を精練漂白してからシート状にする方法が使われます。
先に精練漂白すると繊維に油分が無くなり、シート状にするときに静電気が発生し、繊維の絡みが悪くケバケバになるため、
ウォータージェットで表面を整える必要があります。その結果、繊維に負荷がかかり、ダマができたり、かたくなったりで綿本来の特性が損なわれます。
一方、テイメンでは、昔ながらの「後晒し」という方法を使用しています。
この「後晒し」方式では、油分を残した綿をシート状にしてから精練漂白するので、綿にかかるストレスが少なく、繊維同士がしっかりと絡み合います。
そのため毛羽立ちが抑えられ、綿本来の吸収性とバルキー性が保たれ、しっとり、ふんわりとやわらかな質感が得られます。
古い機械を使い「後晒し」方式で、ゆっくりと紡ぎだすコットンは、綿そのもののような高い吸収性とやさしい肌触りを持つことができます。