わたづくりについて / 工場案内

水の豊かな町で
良質なわたをつくる。
テイメン株式会社は1942年の創業以来、岡山県倉敷市連島町で脱脂綿を作り続けています。連島は江戸時代末期に干拓され、明治後期に水田づくりが行われるようになりました。
コットンの製造にとって欠かせない水は、一級河川である高梁川の豊かな水源を利用しています。
暮らしの中できちんと使われるものを丁寧につくるという考えで、1950年代に製造されたカード機を使い、原料となる綿花から汚れやゴミを取り除き、その後、油分を抜き、漂白し、乾燥させます。
テイメンでは原料にこだわり昔から変わらない機械と方法で、脱脂綿を製造しています。

地球環境と
農家の方の健康を守る。
当社は水に恵まれた土地にあるため下水道を使用せず、地下水を組み上げて工業用水として利用し、自社の廃水処理施設にてきれいな水に戻し、河川に流しています。
また、製造で使用する原料は天然繊維である綿花100%で、綿花は自然の植物ですので世界中の綿花畑で大量の二酸化炭素を吸収しきれいな酸素を生み出しています。
そのうえ再利用が可能で、廃棄しても環境に対する影響はほとんどありません。
さらにオーガニック栽培された綿花を主体として使用することで地球環境と農家の方の健康を守ることに貢献しています。